概要

越喜来地区

　岩手県の南東部に位置し、夏涼しく冬温かく温暖な地域であり東に起伏に富んだ海岸線とそれを取り巻く紺碧の海、三陸海岸の中でも景勝地である。越喜来湾を囲み、うに・あわびの採取、ワカメ、ほや、ホタテの養殖や定置網等の沿岸漁業が行われている。また、西には夏虫山、今出山がそびえ、農業、畜産業の地として、広大な放牧場や観光施設を有し、のどかな景色が広がっている。
　平成２３年３月１１日の東日本大震災により、漁業関係は壊滅的な被害を受けたが、復興が進み震災前の状態に戻りつつある。三陸鉄道南リアス線は震災後不通になっていたが、平成２６年４月５日に全線開通した。また、公共施設や商店等も大きな被害を受けたが、復旧工事は少しずつ進み、浦浜地区には復興商店街や復興公営住宅が建設された。
　学校施設については、越喜来小は、全壊したため取り壊した。崎浜小学校は、地震のために使用できない状態となった。このため、平成２３年４月２０日より甫嶺小学校の校舎で、崎浜小、甫嶺小、越喜来小の３校合同授業を開始し、翌２４年４月１日に統合した。平成２７年７月、新校舎建設に着工し、翌２８年１０月７日竣工、１１月７日より新校舎での授業を開始し、現在に至っている。
　震災後、使用できなくなっていた浦浜海岸や浪板海岸が整備され、再び海開きが行われ、海水浴客が戻ってきた。
　令和２年２月には岩手県水産部から依頼され、崎浜漁港にある白磯公園の看板の題字を児童が揮毫し、震災で壊れたままになっていた看板が再建されることになった。
　旧甫嶺小学校の校庭に、令和元年９月から本格的なＢＭＸレースコースの建設が進められ、令和２年春には大船渡市が校舎を宿泊交流施設に整備するのと連動して、ＢＭＸやスケートボードが楽しめる室内パークの建設開始を予定している。
　また、令和２年９月より旧崎浜小学校校舎の解体工事が行われ、有効な跡地利用を検討しているところである。

所在地

〒022-0101　岩手県大船渡市三陸町越喜来字小出24‐4
TEL　　 0192-44-2102/FAX　　 0192-44-3102

児童数（Ｒ３．５．1現在）

男子　３３人
女子　４１人
合計　７４人

職員

１７人

施設ご紹介